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世界自然遺産『屋久島』を学ぼう!絶対に外せない場所は⁉

鹿児島県

世界自然遺産として知られている鹿児島県にある『屋久島』ですが、どんな印象を持っているでしょうか?

・世界自然遺産に登録

・屋久杉が有名

・ジブリ映画『もののけ姫』のワンシーンの舞台

でしょうか?

そんな日本が世界に誇る自然遺産『屋久島』について紹介したいと思います!

屋久島とは

①九州本土最南端の鹿児島県佐多岬の南側約60㎞にある島・・・東側には、日本鉄砲伝来の地・ロケット打ち上げの地として知られている『種子島』がある。

②世界遺産登録・・・1993年に兵庫県『姫路城』・奈良県『法隆寺』・青森県&秋田県『白神山地』・鹿児島県『屋久島』の4カ所が日本初の世界遺産として登録。。

③九州最高峰の山『宮之浦岳』標高1935m・・・西日本で比較してみても、四国:愛媛県『石鎚山』1982m・徳島県『剣山』1955mに次いで3番目の標高とされています。屋久島には宮之浦岳以外にも『永田岳』1886m・『栗生岳』1867mが存在しており屋久島三岳と呼ばれており、冬には標高の高い場所で雪が降ることもあります。また、気温がマイナスになることもあります。

④年中雨・・・1か月で35日の雨?年間300日が雨?とも言われてほど雨が多い土地です。③でも説明がある通り、九州最高峰の山々の存在によって海から暖かく湿った空気が冷やされて雨雲が発生しやすい環境となっていることが沢山雨が降る要因となっているみたいです。

⑤屋久杉・・・標高500m以上に自生しており樹齢1000年以上の杉を屋久杉と呼びます。樹齢約7000?2700?年といわれている『縄文杉』が有名ですが、これも屋久杉の1本なんです。屋久島にはこういった名前の付いた屋久杉が何本も存在しています。もちろん名前が付ていない立派な屋久杉も沢山存在しています。通常の杉は、樹齢500年位が平均的な寿命と言われていますが、屋久杉は2000年を超えることもあります。要因としては、【A:雨が多く湿度が高い為に樹脂が多い B:地盤が花崗岩の産地の為に栄養が少ないので成長が遅い C:台風等の風の影響により上に成長しにくい】の環境が関係しているみたいです。

A:樹脂が多いので冬季の乾燥・寒さにも負けない。いくら湿気が多いとは言え、標高が高いので冬になれば『雪が降る・気温がマイナスになる』そんな環境になれば水分の多い気では割れてしまいます。知床半島を巡ったことのある人は分かると思いますが、結構割れている木もあります。【樹脂が多い=割れにくい】を意味します。その樹脂の多さをは手に取って分かります。手でこすっているだけでも、徐々に光沢が現れてきます。昔から樹脂の多い丈夫な木材として重宝されています。

B:屋久島には花崗岩の1枚岩が至る所に存在しています。深く根を張ることができないので、根をどんどんサイドに成長させていくのも特徴で、水と栄養を求めているとも言われています。

C:通常であれば2000年も生きていれば相当な高さまで成長していると思いますが、標高の高い山々の吹き抜け・吹きおろし風、台風の影響により上に伸びたら折れることが分かっているのかの如く、幹を太くします。

こんな感じで簡単な説明を終了します。

続いてオススメの移動手段を紹介します!

移動手段

島を巡る=一周したくなっちゃうのは自分だけですかね・・・?

ってことで、オススメの移動手段は車です!島ならではなのかレンタカー屋さんとのやり取りは簡潔(笑)島到着から乗車まで数分です♪

バスもありますが、時間を気にして移動しなければならないのであまりオススメはしません。旅のスケジュール・目的に合わせて使用するのには問題ありませんが、行程全てをバスで一周は・・・

屋久島では、世界自然遺産の中を車で走行できる場所があります。そこは『西部林道』を言われており、クマなどの天敵が存在しない島内で育った野生のシカ・サルがのんびりと過ごしている姿を見ることが出来ます。シカは多少の警戒心がありますが、サルは全くの無関心・・・車にも慣れているのかギリギリまで近寄らないと避けてくれません(笑)この西部林道を通ればほぼ100%の確率で遭遇することが出来ます。縄文杉までの道のりで出会えなくても落ち込む必要はありませんのでご安心を!その代わり道中は狭い道となります。

次にせっかく屋久島に来たなら是非とも立ち寄って欲しい場所・お気に入りの場所・オススメの場所を紹介していきたいと思います。

立ち寄りスポット

縄文杉

屋久島=縄文杉と言っても過言ではないのでしょうか?自分も屋久島に行くって決めた時に真っ先にスケジュールに入れたのは縄文杉でした!しかし、調べていくと厄介な問題があることに気づかされました。簡単に縄文杉って計画したものの、その道のりは簡単なものでは無いということ。約22㎞の道のりを10時間かけて往復します♪

ガイドツアー

ガイドツアーに参加して縄文杉・屋久島を学ぼう!

知床五湖に行ったときにヒグマの活動期と重なっていた為にガイドツアーに参加しましたが、ガイドさんが居てくれる安心感・無知でも楽しめるっていうのを思い出したので、ガイドさんを頼みました!1月だった為に探すのが大変でした(笑)しかも、縄文杉の少し先の山小屋での1泊ツアー!屋久島の冬を完全になめてました。冒頭の説明した冬にはマイナス気温・降雪もあるという事を最初は知りませんでした。当初は、宮之浦岳縦走コースを狙っていたんですが、山頂付近には雪があり『アイゼン』を履かないと厳しいとのことでした。雪山は怖すぎるので即辞退・・・(笑)冬季に山小屋1泊ツアーも珍しいみたいでしたが、例年より暖かいみたいでガイドツアーを開催してたとのことでした。数多くあるツアーの中から良く見つけましたねって言われちゃいましたヽ(^。^)ノメチャクチャ検索しましたから(笑)ガイドさんあるあるで、シーズン以外はガイドをやっていないって人も結構いるんですよね?とりあえず、良いガイドさんに出会えて最高でした♪

簡単にガイドツアーの利点・欠点を紹介したいと思います!(^^)!

利点

・全くの知識が無くてもガイドさんが全部教えてくれる

縄文杉までの道のり黙々と歩くだけでなく、屋久杉の事・屋久島の事・ガイドさんの好きな場所・あまり教えたくないスポットを教えてくれることも!本コースから少し外れて名前の付いていない屋久杉やウィルソン株に負けないくらい大きな切り株の場所へ連れて行ってもらいました!その山でのルール等を学ぶことが出来る!

・道に迷う心配をしなくても良いので周りの景色・雰囲気を十分に楽しめる

ガイドさんが居てくれる安心感は、景色・雰囲気を全力で楽しむには必要不可欠です♪自分の性格上の問題かもしれませんが、常に最悪のことを考えてしまいます。迷ったらどうしよう?この道で合っているのかなぁ~?一人旅が好きなのにいつもこんな感じです(笑)そんな不安を吹き飛ばしてくれるガイドさんでした。もし、万が一があったとしても山を熟知してくれるガイドさんがなんとかしてくれます。詳しくは次の『ペース配分』で紹介します。

・ガイドさんがその人に合ったペース配分をしてくれる

歩きながらガイドさんは、その人の歩くスピードと体力に合わせてペース配分を行います。意外とこれが大切なんです。後半になるにつれて急勾配になっていく縄文杉への道のりはペース配分と時間調整が必要とされます。休憩ポイントや通過時間、滞在リミットを熟知しているガイドさんは常にその人の実力にあった最高のパース配分をしてくれるはずです。22㎞という長い道のりを限られた時間の中で進むので、必ずしも目的地へ到着できるとは限りません。その人の体力・スピードに合わせて無理だと判断すれば手前のスポットで折り返し地点とする場合もあるでしょう!それが嫌だからと言って後先考えずに突っ走るのは禁物です。往路があれば復路もあります。目的地までたどり着けなかったとしても、その時は『体力をつけてリベンジしよう!』ってガイドさんの言う事を聞いてくださいね♪

・食事を作ってくれる(宿泊の場合)

山小屋で宿泊の際は、ツアーに参加した人の夕飯・朝食・昼食をガイドさんが作ってくれます♪なので、ガイドさんは30㎏くらいの荷物を背負って歩いていることになります。沢山食べて軽くしてあげて下さい(笑)ちなみに、初日の昼食はお弁当を購入して来てもらいました(^_-)-☆

欠点

・ガイド料金

やはり料金が・・・って思うかもしれませんが、それ以上に楽しむことが出来ると思います。シーズンでツアー参加人数が沢山いたらどうか分かりませんが、自分は独り占めだったのでかなり楽しむことが出来ました。ほぼ手ブラ同然でコミコミ4万円くらいでしたが、値段以上は楽しめたと思います♪

・集団行動

先ほどペース配分と書きましたが、参加人数が多ければ遅い人に合わせていくと思いますので自分のペースで歩けない可能性もあります。『旅は道連れ世は情け】という言葉があるように、目的地に辿り着かないという道連れあるかもしれませんが、また今度に機会に来てくださいと屋久島が言っていると情けの気持ちも持ってください♪決して、焦らせたり文句を言わないように!案外そういう思い出の方が記憶に残るかもヽ(^。^)ノ

ガイドツアーへの参加は自由ですが、保護されている山に立ち入らせてもらうという事を忘れずに、これから先も後世に続く自然を残していけるようにルールを守って行動しましょう!

屋久杉

縄文杉までの道のりには、名前の付いた屋久杉・絶景スポットが存在していますので、いくつか紹介したいと思います。

苔むす森

ジブリ映画『もののけ姫』のワンシーンに使用されていると言われている場所で今にも言霊(コトダマ)が出てきそうです♪今でも定期的に世界中から撮影クルーが来ているみたいです。自分はちょっと離れた場所で撮影パシャリ!そんなに歩かなくても行ける場所なので、『苔むす森』のみ見て帰る人も多いみたいです!(^^)!

太鼓岩

少しコースを外れて獣道に近い場所を進むと絶景が飛び込んできます!最初の目標だった宮之浦岳も眺めることが出来ます♪コース自体が獣道に似ているので一人では迷いそうです。木々に印は付いているんですが、どうしても足元と頭上の枝が気になってしまうので注意が必要です。目印・足元・頭上に注意してケガの内容に歩きましょう

ウィルソン株

女の子に大人気の切り株です!外観はこんな感じです♬

この存在を知らずに、ただただ大きな切り株としか思っていませんでした・・・ガイドさんから『ハートの写真撮れました?』で初めて存在を知りました。おぉ~確かに⁉結構しっかりハートでした(^_-)-☆

ガイドさんに撮ってもらった切り株の大きさが分かる写真がこちらです!

もう家ですよね?屋根はありませんが・・・(笑)

ここまできて引き返す人が多いみたいです。時間があるなら縄文杉まで行ってほしいですが、自分が見て欲しいのが、縄文杉<大王杉

大王杉

ウィルソン株からは50分~1時間弱で到着する場所です。縄文杉は見晴らし台から見なければならないこともあり、大きいですが少し遠目で見なければなりませんが、大王杉は目と鼻の先で見学することが出来ます。

また、この大王杉の少し先から『世界自然遺産』へ踏み入ることになります。ちなみに、大王杉から縄文杉までは30分~45分くらいです。縄文杉は実際に足を運んでみて下さい。

その他

縄文杉までの道のりで最後のトイレ休憩の場所とされている場所に重要な案内板がありますので、一度立ち止まる→時間の確認→プランの練り直しを確実にしてください。

この時間に迫ってくるとすれ違うガイドさんに声を掛けられることが多くなると思います。それは山を熟知しているガイドさんが心配するくらいのことをしようとしている又はしているというサインなので、冷静になって無理のない計画を!

ってな感じで、第一立ち寄りスポットの紹介は終了です♪

西部林道

冒頭でも紹介しましたが、世界自然遺産を車で走ることが出来る場所です。また、クマなどの天敵が居ない屋久島では、サル・シカがのんびりと生活している姿を見ることが出来ます。縄文杉までの道のりでも出会えますが、人が来ても避けないくらい図々しい姿を見ることが出来るのは西部林道だけだと思います。時には威嚇してくるサルもいるみたいですが、その時は威嚇し返してください(笑)サルは自分より強い相手には向かってきませんので、手を上にあげて自分を大きく見せて『シャー』とでも声を出してみて下さい♪もしかしらボスになれるかもしれません( ^)o(^ )縄文杉に行けない人もここだけは是非足を運んでみて下さい!

横河渓谷

ここも『もののけ姫』のワンシーンに登場したと言われている場所です。大きな石に座りながらただただ水・鳥・風の自然の音を聞くって最高ですね♪水面に反射する空・緑色に反射する水面どちらも最高な景色です。あっという間に時間が経過してしまいます。こんなところで昼食なんかもありですね!(^^)!

いなか浜

ウミガメが産卵に来る場所として知られている浜辺です。運よく時期が合えば、ウミガメの産卵に立ち会えるかもしれませんね?もちろん時期が違ってもウミガメが産卵に来るくらいの場所なので綺麗な海を見ることが出来ます!希少なウミガメの産卵地ですので、これからも大切にしていかなければならない場所であることは間違いないので、自然環境を大切にしましょう。観光客がゴミを少しずつでも拾ってゴミ箱に入れたら・・・?観光地はどう変化していくでしょうか?流れ着いてしまうゴミが大半かもしれませんが、各自の意識で綺麗にしてできたらなぁ~なんて思っちゃいます。

千尋の滝

屋久島の地形が一目でわかる場所になってます。大きな花崗岩の一枚岩を見ることが出来き、その間に滝が流れ落ちています。滝の落差は約60mなので迫力満点ですが、左右にある岩に見入ってしまうのも現実です♪自分は6:4で一枚岩の印象が強かったです。皆さんはどう感じるか足を運んでみて下さい。

ここまで屋久島について簡単に紹介してきましたが、こんな感じで今回の記事は終了したいと思います。

次はこの記事で紹介した場所も含めて『屋久島のオススメ旅行プラン』の記事を書きたいと思います♪

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